空中軍艦大和1945 |
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著/桂令夫 |
海に、空に―― 帰ってきた《大和》が大活躍! 新書判/1,047円(税込) 日本海軍の大軍艦「大和」は、怪老人アオシマ氏の力を得て、ついに天空を駆けるにいたった。それはまさに二十世紀科学の精髄というべきすがたであった。『大和』の力をもって、日本帝国は世界第一の強国アメリカ合衆国の脅威をかろうじてしりぞけた。 だが、いま、東洋にあらたな危機がせまる。ぶきみなうごきを見せる友邦ドイツ帝国の軍艦「テルピッツ」。これに座乗するは、ヒットラー総統をあやつっているといわれる正体不明の人物、R提督。はたして敵か、味方か? そしてその目的は? さらに、「大和」のまえに一敗地にまみれた合衆国海軍も、だまってはいない。日米講和のために東京湾に乗りこむ軍艦「ミズーリ」のかたわらには、だれも見たことのない、ふしぎな船が。 ――いま、三つどもえの戦いが、東亜の海に起ろうとする。鋼鉄の巨艦が七つの海せましと暴れまわる、大好評軍事冒険活劇、ふたたび登場。 |