ネクロノミコン異聞 |
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著/鳥山仁 |
美少女邪神が東部戦線に降り立つ 新書判/1,257円(税込) 1942年晩秋、独日ハーフの少年アルノルト・ヒデトスズキ・ブレーメは、ドイツ占領下のポーランドに降り立った。少年はそこで、SS将校ハインリッヒ・ミュラーから、禁忌の術で召喚される邪神の存在と、自身がその契約者の資格を有することを告げられる。そして少年は自らグレーテルと名付けた邪神と契約を交わし、同じく邪神と契約者で構成された特別行動隊の一員として、独ソ戦の最前線へ赴くこととなった。彼らが向かう先にあるのは、ソ連邦最高指導者の名を冠した都市スターリングラード。そこではドイツ第6軍の将兵30万人が敵に包囲され、今まさに潰滅の時を迎えようとしていた 邪神の力によって超常的な威力を発揮する戦車『ウンゲホイァ』の砲手となったアルノルトは、ソ連軍戦車部隊、そして敵の邪神との戦闘を通じて、戦う理由を見つけることができるのか……!? |